私たちは音楽の未来を奪うチケットの高額転売に反対します

ライブ・エンタテインメント議連総会に出席、
音楽産業とスポーツ界の連携を深めてチケット高額転売の法規制へ

私共、音楽関連4団体(一般社団法人日本音楽制作者連盟/一般社団法人日本音楽事業者協会/一般社団法人コンサートプロモーターズ協会/コンピュータ・チケッティング協議会)は12月7日、ライブ・エンタテインメント議員連盟が開催した議連総会(会場:衆議院第二議員会館)へ出席し、ネットダフ屋行為も含めたチケット高額転売の法規制に向けて意見を述べました。

総会は石破茂議連会長、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会会長代行の遠藤利明議員らに加えて、ゲストにアーティスト代表として武田鉄矢氏サカナクションの山口一郎氏、スポーツ界を代表して東京オリンピック・パラリンピック組織委員会より室伏広治氏が参加したほか、デーモン閣下氏カンニング竹山氏ジャニーズ事務所もメッセージを寄せました。

総会では音楽関連4団体として、今回の法案で実現するユーザー保護の重要性、またチケット高額転売が音楽産業に及ぼす経済的損失額など、現状の報告と要望を改めて行い、議員に提示された法案骨子を支持しました。

総会後の共同会見においては、石破会長より議員連盟として法案の骨子を了承したこと、一刻も早い法案成立に向けて調整を進めることが語られ、アーティストも「高額転売の悪質化」「転売目的のチケット買い占め」が及ぼすユーザーへの悪影響を憂慮し、法制化による高額転売の規制を訴えました。

チケット高額転売は音楽産業だけでなく、2019年のラグビーワールドカップ、翌20年の東京オリンピック・パラリンピックにも関わる重大な問題です。今後もスポーツ界をはじめとする各方面との連携を図り、ユーザー保護と産業の健全な発展に資する取り組みを進めて参ります。

#転売NO

LINEで送る